困ったときに思い出してもらえるよう、こまめなコミュニケーションを日頃から
関東 東京グループ
S.K.さん
【環境市場新聞2022年夏季 第69号掲載】
日本テクノが発行する「環境市場新聞」の連載企画。日本テクノ協力会・日電協(以下、協力会)の現場活動をレポートする。 今回は、東京05グループに所属するS.K.さんの活躍を見ていく。
安全・安心が大前提
日本テクノ協力会・日電協(以下、協力会)東京05グループのSさんは、電気関連の設備管理に携わる中で保安管理業務に関心を抱き、電気技術者の資格を取得。その後実務経験を積み、2016年9月に協力会に加入した。
「墨田区を中心に58件の保安管理を行っています。ちょうどよいくらいのペースで働けています。大切にしているのは安全かつ安心して電気を利用できる環境の整備です。例えば点検後、キュービクルのドアを閉め忘れて風で開いてしまうような事態になればお客さまを危険にさらしてしまいます。日頃の点検でも手順に沿って確認するのはもちろんですが、キュービクル内に忘れ物がないか、鍵はかけたかなど何度もチェックしてから現場を離れるようにしています」
そんなSさんを頼りにするのが、株式会社細谷ゴム工業の代表取締役である細谷克己さんだ。
「ゴム製品は加工しやすいよう原料に各種薬品を添加します。これらの添加物が材料とよく混ざり合うには適した温度があり、製造時にはその管理が重要です。熱源のヒーターは電気で温度を調整するので、安定した 電力を使えることが製品の品質保持に欠かせません。Sさんはその重要な電気の使用環境を支えてくれる存在。単なる点検だけでなく、各種機器の稼働状況なども説明してもらえるので非常に頼りにしています」
以前、トランスの入れ替えを行ったとき、一部に不具合があり加工機器の電源が入らなくなってしまった。その際もSさんが駆けつけ、原因を突き止めた。それができたのも、Sさんが日頃からお客さまと良好なコミュニケーションを心がけていたからだ。
「電気のことで困ったら私の存在をすぐ思い出してもらえるように、日頃からこまめに情報提供するようにしています。特にこれからの季節は電気の事故が増える時期。8月には日本テクノが作成している電気使用安全月間ポスターをプリントしてお客さまに配り、電気の使い方を意識してもらっています。これからも安全・安心を大前提に置きながら、お客さまとのコミュニケーションを忘れずに、電気の保安管理に努めます」
【環境市場新聞とは】
環境市場新聞は、地球温暖化をはじめとした環境問題をテーマに、時事ニュースや、企業・自治体・教育機関における環境への取り組みを紹介する季刊紙です。 紙面を通じて環境への思いを広げ、地球の未来について読者の皆さまと一緒に考えていくために、年に4回発行しています。日本テクノのお客さま、当社が営業活動をさせていただいた企業さま、および希望される皆さまに無料で送付しております。
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